火薬類取扱保安責任者の試験に合格すると他の試験が免除になったり、受講資格がもらえたりします。
まずは先ほどちょっとでてきたコンクリート破砕器作業主任者の受講資格が得られます。この資格は試験を行うのではなく講習を受けるともらえるのですが、その受講資格に火薬類取扱保安責任者を取っていることというのがあります。通常この資格は実務経験が必要なのですが、火薬類取扱保安責任者をもっていると実務経験無しでも受講できます。さらに、通常二日間ある講習も火薬類取扱保安責任者を受験資格として利用すると1日のしかも3時間だけの講習で取得できます。お得ですよ。
それともう一つ。なんと危険物取扱者試験の第2類と第5類の危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法の一部が免除されます。この科目は通常10問出題されるのですが5問が免除になり、残りの5問だけを解答すればよくなります。私の場合、危険物取扱者の他類の免許を持っていたのでさらに免除をうけ、5問のみを解答し第2類と第5類を取得しました。